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クリーニング・歯石除去

Cleaning・Tartar removal

歯石ができる原因

食事をすると12時間以内にプラーク(歯垢)がお口の中につくられます。それを歯磨きできれいにできないと、24時間~48時間で歯石に変化していくと言われています。
プラークは1gあたり1,000億個以上の細菌の塊で、できていると言われています。この磨き残しのプラークに唾液中のミネラル成分が付着することで、硬くなり歯石ができ上がります。

歯石を取らずに放置しておくと

プラークは残念ながら、物理的に歯ブラシで歯磨きをしないと取り除くことはできません。
市販のマウスウォッシュでのうがい程度ではお掃除できません。

きれいな話ではありませんが、実際のところ、同じ量のプラークとうんちであれば、プラークの方が含まれる細菌数は多いのです。プラークはうんちよりバイキンの数が多いということです。

また、歯石自体が特に悪さをするわけではありません。
歯石は内部がスカスカの軽石みたいな構造なので、実際は細菌の家のようなものです。
その家の中に歯周病の原因細菌が住み着くことで、そこから毒素が放出されて歯周病の進行に影響を与えます。
通常では、口の中の歯周病の原因細菌を肉眼で確認することができないので、見えないのであれば、家ごと取り除くというのが歯石の除去ということになります。
この方法がすべての方に適しているわけではありません。
基礎疾患がある方や、何らかの体調不良で体の免疫能力が長期間低下している方は、歯石を除去する際に起こる出血に伴う血管の破壊により、体内に歯周病の原因細菌が入り込んで菌血症のような状態になってしまいます。
赤十字のホームページにも書いてあるのですが、歯石を除去して数日間しか経っていない方の献血はできないということになっています。これは血液中に菌が入り込んでいることが原因です。

当院の治療方法

当医院では、初めての方は必ず歯石を除去する前に、顕微鏡下で歯周病の原因菌がどの程度いるのか検査を行っています。
また、定期検診の方もご希望があれば、同じく無料で検査を行っています。
検査を行うことで、菌血症になるリスクを調べることができるからです。細菌の多い方には、それに合わせた治療法をご提案することが可能です。

歯石除去はどのくらいの周期で行うべきか?

歯石除去に関しては、どのぐらいの周期で除去するのがいいのかという、明確な基準はありません。
それは、

  • 治療前の状態がどのくらいなのか?
  • 口の中の歯周病菌の量がどのくらいなのか?
  • 歯磨きの状態がどうなのか?
  • 歯石が付着しやすいのかどうか?

などの様々な要因に左右されるので、個人差が出るためです。
歯周病が進行している方は短い間隔で、細菌数がもともと少ない方は少し長い間隔で、自分の お口の中が心配な方はご希望に合わせて、それぞれオーダーメイドで決めることが可能です。
重要なのは歯周病が完治する病気ではないので、定期的に菌の量や状態を調べることが重要です。
何度もお伝えしていますが、歯石が悪いのではなく、歯周病の原因細菌が増えることがお口にとって良くないのです。

歯石除去は痛みがある?

「歯石を除去すると歯がしみるので嫌いです。」という方が時々いらっしゃいますが、歯石を除去するということは、厚手の服を脱いで薄着になるようなものなので、肌寒く感じてしみるという症状が起こります。しみる症状が出やすい方ほど、もともと歯周病が進行していて歯を支える骨が減少していることが多く認められます。
骨が減少すると、本来お口の中に出てこない歯の根っこが露出してきます。歯の根っこはもともと刺激に弱いので、お口の中には出てこないのですが、歯周病が原因で骨が減ることで露出していると、しみる症状を感じることが多いです。
歯石がたくさん周りについていると、しみる部分をカバーしてくれているのですが、それがいい事かといえば、そうではありません。しみることはなくても、歯周病が進行することで、歯が無くなってしまいます。何を優先するかといえば、まずは歯を残すことを優先すべきかと思われます。

歯石除去の保険適用について

歯石除去やクリーニングは保険治療で行うことが可能です。一部保険がきかない治療を選択することも可能ですのでよく担当にご相談ください。


クリーニング・歯石除去に関連する治療内容など

「流山おおたかの森歯科・矯正歯科」の詳細

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定期検診

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歯石除去と定期健診は、同時におこなうのが理想的です。定期健診について、詳しくはこちらから。