顎関節症

• 口の開け閉めで痛みを感じる。
• 食事をするとアゴの関節に痛みを感じる。
• 口が開かない、もしくは閉じない。
• 口を開けにくい。
• 朝起きると食いしばっていたような気がする。
• 口を開けると耳の辺りでカクカク音がする。

顎関節症の主な原因は、歯並びや歯ぎしりと言われており、歯並びの不具合や寝ている時の歯ぎしりにより、アゴの関節に負担がかかることで発症すると言われています。

ただ、アゴに負担がかかったからと言って、顎関節症がすぐに発症するわけではありません。年数をかけて徐々に負担が蓄積し、あるラインを越えたところから症状が出始めます。
このように、関節への経年負担で時間をかけて発症するため、症状を完全に取り去って完治することは難しいと言われています。そのため、症状が出る前に対処することが重要です。

顎関節症の治療では、まず歯の形を診て、歯ぎしりの程度を確認します。
歯ぎしりは誰もが少なからずするものですが、程度が強すぎると関節に負担がかかってしまいます。歯ぎしりによってあまりにも歯が削れてしまっている方には、顎関節症の予防や、治療のためのマウスピースの製作をご提案しております。
歯ぎしりを自覚している方はかなり少なく、気づかないうちに進行していることが多いので注意が必要です。

顎関節症はアゴの関節の軟骨の変形や位置の異常が原因で起こりますが、軟骨の状態はレントゲンでは確認できないのでMRIの撮影が必要です。
そのため、症状の強い方には、専門の病院をご紹介することも可能です。