
Visiting dentistry
訪問診療のご案内
流山おおたかの歯科・矯正歯科では、外来での診療以外に、歯科医師や歯科衛生士が、ご自宅や施設に伺っての訪問診療を行っています。
- 在宅での介護を受けている方
- 認知症のため1人で通院できない方
- 施設に入居していて外来には通院できない方
特に年齢の制限などはありません。ご自宅への訪問診療には特に条件はありませんが、伺える施設には条件がありますので、訪問診療をご希望の場合は、お気軽にご相談くださいませ。
訪問診療での治療内容
当院の訪問診療では基本的に入れ歯を作ったり虫歯の治療は行なっておりません。
その代わりに、定期的で継続した摂食嚥下障害(食べる機能)の改善やお口のお掃除をメインで行なっております。
誤嚥性肺炎のリスクを低減
人の死亡原因の第4位は肺炎です。また、肺炎でお亡くなりになる80歳以上の方のほとんどが誤嚥性肺炎が原因だと報告されています。
誤嚥性肺炎は、食べ物を誤嚥して起こるのではありません。食べ物は毒ではないからです。
原因は、お口の中の清掃状態が悪化し、マヒや口腔周囲筋の機能の低下で、歯周病菌や肺炎球菌などを含んだ唾液を誤嚥して感染を起こすことによります。
人は1日に600~2,000回唾液を飲み込み、就寝中にも50~60回程度唾液を飲み込んでいます。誤嚥性肺炎の予防には、口腔ケアをすることで、お口の中の細菌数を減らし、誤嚥を減らすように口腔周囲筋のリハビリやトレーニングが必要です。
当医院でも、定期的な訪問診療で、誤嚥性肺炎のリスクを減らすために口腔ケアと、口腔周囲筋のトレーニングをおこなっています。
また、歯が無ければ大丈夫かといえば、そういうわけではありません。使っている入れ歯が汚れていると、菌が増殖して同じく肺炎の原因となります。お口の中だけではなく、使っている入れ歯も清潔に保つ必要があります。
- 食事中や食事中以外でよくむせる
- 食べこぼしが多い
- よだれが垂れる
- 痰がからんだようなガラガラ声
- 食事の時間が長い
- 詰め込みや早食い
- 呼吸が苦しそう
- よく発熱して肺炎を起こす
料金と保険の適用について
医療保険と介護保険の負担割合によって治療費は変わります。
治療の内容によって金額には違いがあります。詳しくは当医院までお気軽にご相談ください。
介護保険証をお持ちの方は介護保険も利用しますが、通常、介護度によって月の利用枠が決まっていますが、歯科治療は別枠なので、他のサービスを受けれなくなるといったことはありません。
ご利用の流れ
訪問診療をご希望の方は、当医院までお電話でご連絡ください。
また当医院では、訪問看護リハビリステーションも運営しております。
在宅での看護やリハビリに関しても、ご相談いただければと思います。
できるだけ住み慣れた自宅や地域で生活ができるように、歯科治療と看護とリハビリの他業種連携にてお手伝いさせていただきたいと思っております。